ぶれているのは、あなたではなく質問の側かもしれません。
「結果が変わる」を調べると、たいてい境界に近いから、その日の気分で揺れるから、と書いてあります。それも起きますが、その前にもっと単純なことが起きています。
標準的な設問は、誰が読んでも同じ一文です。たとえば「電話はかけないようにしている」。営業の人にとっては仕事の中心の話で、エンジニアにとっては作業を中断される話です。同じ文なのに、聞かれていることが違います。
前提の違う質問を「どちらかといえば」で埋めれば、答えはその日の解釈でぶれます。ぶれているのは自分ではなく、質問の側です。
同じ悩みを調べると、MBTI は再テスト信頼性が低いので学術的に主流のビッグファイブを使うべきだ、という記事によく当たります。診断としては妥当な指摘です。
ただ、処方箋が噛み合わない人がいます。16タイプの自分が欲しくて調べはじめた人に5つの数値の表を渡しても、欲しかったものにはなりません。
ここでは原因を分類の側ではなく質問の側に置いています。だから「やめる」ではなく「そのまま質問を変える」。
この診断は、正しいタイプが出ることを約束しません。それは測る側が保証できることではないからです。
約束できるのは、同じ人が同じ問数で受ければ同じ結果が出ることです。出題に乱数を使っていないので、同じ職業の入力からは毎回同じ質問が同じ順で出ます。
迷って埋める場面が減れば、受け直しても同じところに落ち着きます。まずは自分の仕事の場面で答えてみてください。